8月14日その2「大切なものをまた君は落としてしまうだろう。さよなら、愛しい人よ。またどこかで。寂しい。(大阪旅行3日目。帰宅後)」

おはよう。

そして、こんばんは。

・・・・。

身体が重い。

現在、夜の9時半。

午後6時過ぎ、3日間の旅行から帰り、30分ほどグラブルをやり、旅の興奮残したまま、先ほどの今日のその1分のブログの文章を書き、それを書いて少し僕の頭は「ヒート」したから、いつもの・過去の僕がよくしていた、「暗闇時間」を30分強過ごし(本日の暗闇時間のコースは、オーソドックスなアイマスクしーの、タブレットYOUTUBEに上がっている伊集院のラジオを聴くコース。)、現在、デスクトップの前に来て、この文章を書いています。

おはよう。

おはよう。

そして、こんばんは。

・・・・。

パソコンの画面に向かっているけれど、すらすらと文章は書かず。

キーボードを打ち込むのを停止して、少し両目を閉じている。

両目を閉じているのは、今、頭が痛いからではない。

(両目を閉じている理由の2割ほどは、頭が痛いからだけれど。)

頭が痛いから両目を閉じているのではなく、今現在の、僕の「思考空間」を、僕が静かに眺めていたいから。

困った時僕は、両目を閉じる。

冷静になりたい時・静けさが欲しい時、そして、自分が今何を思っているか・自分の思考空間に何が漂っているか、それが知りたくて、僕は両目を閉じている。

自分内の、「思考の流れ」を静かに見守っている。

自分の精神の微かな揺れを、僕は静かに見守っている。

何を感じたか。

何が変わったか。

何を得て、何が失ったか。

自分の心の「機微」を、僕は眺めるのが好きだ。

自分の心の変化を、静かに観察するのが僕は好きだ。

旅行の疲れが、リラックスすることで少しずつ少しずつ取れていく。

また僕は、いつもの僕に戻っていく。

また僕は、非日常の僕を忘れていく。

3日間の僕が、消えていく。

3日間の僕は、僕の記憶から忘れ去られていく。

また、忘れたくないものを忘れていく。

また、大事であったものを忘れていく。

何かが違く。

何かがどこかに消えていく。

いつもの僕が、3日間の僕を虐殺していく。

僕はまた、「つまらない匂い・臭い」を帯びていく。

僕はまた、つまらない僕に帰っていく。

何を感じていたのか。

この3日間、僕はここではないどこかで、何を感じ取っていたのか。

また僕は、両目を閉じる。

「暗闇」の中で、必死に「時間」を戻そうとする。

暗闇の中で、必死に「空間」を思い出そうとする。

今の僕はまた、いつもの僕からしか僕を見れなくなっていく。

今の僕はまた、つまらない匂いを帯びた僕しか僕を見れなくなっていく。

違う。

ここではない。

僕が居たい場所は、ここではあって、ここではない。

ここも居たい場所ではあるけれど、ここ以外にも居たい場所があったはずだ。

僕は、「ここだけじゃない」。

『何者でも無い僕』が、いた時があったような。

「限りなく裸に近い僕」が、どこかにいたような。←それ旅行中に泊ったビジネスホテルの中な。←気づいてるやん。←ww

頭では違う僕がいた場所・いた空間を何となく覚えてはいるが、それはいわば、「薄い知識」で知っているだけのような。

今の僕は、裸の僕を、もう「全身で」感じ取ることは出来ない。

いつもの日常の自分の部屋に戻った僕は、「何者でも無い僕」だと、胸を張って言えない。

つまらない僕に、戻ってしまった。

どこか、『縛られた』僕に、僕は戻ってきてしまった。←ここら辺のキーワード、ちゃんと覚えてるやん。←ww

僕は何を求めているのか。

僕は、「どこに」いたいのか。

僕は、「何者で」いたいのか。

どちらかというと、「すべて」を「忘れたい」。

自分の『背景」を、限りなく0な自分でいたい。

背景に、縛られたくない。

過去に、操られたくない。

ひどく、「刹那に」、僕は生きたい。

0から0へ、僕は生きたい。

旅の中記憶した、「鮮明な美しい記憶」が、すでに帰ってきて今、少しずつ失われていくのが分かる。

いい思い出・美しい思い出が、ものの僅かの時間で、簡単に記憶から崩れ去っていく。

悲しい。

寂しい。

しかしその(記憶の)可憐さが、最高に「愛おしい」。

すぐに失われていく僕の記憶の鮮明さが、とても僕の心をいじっていく。

儚いことが、最高に心地よい。

とても美しかった鮮明な記憶が、すぐに朽ちていく感覚が、とても悦ばしい。

僕は、これがしたいのだ。

僕は、『儚いたい』のだ。

僕は、儚い体験を、とてもしたいのだ。

美しいものが、消えていく感覚が、とても寂し気持ちいい。

届いていたものが・触れたいたものが、久遠に遠ざかっていく感覚が、ひどく心に染みてゆく。

ああ、ああ、ああ・・・。

儚(はかな)気持ちいい。

ああ、ああ、ああ・・・。

超絶不幸せで、超絶幸せ。

・・・・。

僕がまた、消えていく。

記憶の中の旅行中の僕が、ぼやけていく。

非日常の僕が、日常の僕に殺されていく。

どうでもいい、こんな僕なんか。

また、死んだ目をしなければいけないのか。

また、誰かに合わせて嘘の表情を作っていかなければいけないのか。

大好きな自分が、また消えていく。

大好きな裸の自分が、また自分の手で殺められていく。

ここに、何があるのだろう。

いつもの日常にいつもの街にいつもの自分の部屋に。

僕の何があるのだろうか。

「多大なる安心」と共に僕はまた、「大切もの」を失っていく。

「不安取り除かれた居場所」と共に僕はまた、「美しいもの」から遠ざかっていく。

今日会った人々と、僕は今後、会うことはあるのだろうか。

別々の道、別々の人生を歩んでいくことが、とても僕に『虚しさ』を与えてゆく。

(かと言って別に、今後一緒に歩みたくはないのだが。)

限定的に出会えた「奇跡」が、僕をひどく感傷的にしてゆく。

日常ではないあの空間が、僕をどこか、「幻想」へと導いてゆく。

帰りたいのか、帰りたくないのか。

どこにいたいのか、どこにいればいいのか。

眠りたくない。

この夜が続いていて欲しい。

年を取りたくない。

永遠であって欲しい。

「夢」に抱かれていたい。

非日常の僕の数が、どんどんわずかになってゆく。

わずかな非日常の僕が、懸命にいつもの日常の僕と戦っている。

ああ、「答え」は出さないで。

暗闇の中に、今夜も『射精』していこう。

それが一番の「近道」でもあり、また一番の、『寄り道』であるような気がするから。

さよなら射精。

忘れないで、忘れて、射精。

・・・・。

おわり。

・・・・。

・・・・。

・・・・。

(笑)