7月12日「他人とは。」

「安部さんに関連して、最近色々思ったこと。」

7月12日火曜日。時刻は午後9時。

安部さんにそこまで関連してはないかもしれないけれど・・・。

安部さんどうこうよりも、最近の自分の思いが、今回の安部さんの事件によって、また特に「政治」のニュースが最近参議院選挙があって、多くて・・・。

政治とも、それほど関係ないかもしれないけれど・・・。

最近感じるのは、他人というのは完全なる「異物」だな、という思い。

若い頃というのは、他人というのはある程度、自分に似ている、共有できる、共感し合えると思っていたけれど、最近、年を経るにつれて、他人というのは全く自分とは別物で、ほぼ共有し合えず、だから他人に対して期待というか、分かり合おうという思いなんて持っているだけ無駄というか、というかそもそも他人に対して考えを巡らすこと自体無駄だなと感じている。(と言っても、自分が関心をとても持っている社会というのは他者の集合体なので、今後とも関心を持ち続けるのだが。)

例えば30歳の人がいて、それぞれがそれぞれ、ほぼ全く違うバックグラウンドの30年を経験して、今の自分がいる。

もう、全く違うんだよな、他人って。

背景が全く違う。

それに対して、良いとか悪いとかなくて、もうどうにも出来ない。

それぞれがそれぞれ、それぞれに対して出来るだけ自由に生きられるよう、それぞれに対して迷惑をかけないよう生きるしかない。

迷惑をかけない、ぐらいしか、他人に対して出来ることはない気がする。

他人に対して、何かしてあげようとか、おこがましいというか、自分はこう思っているから、他人もこう思っていると勝手に他人を固定認識するのは、全く無意味だなと思う。

他人はどうにも出来ない。

だから、自分は、自分を生きるしかない。

他人に対して気をつかうだけ無駄というか、ある意味ペットの猫に対する気持ちと変わらないのかもしれない。

人を人としないというか、同じ人だからと言って、その他人は同じ自分ではない。

他者とは完全なる別の生き物。

人を人と括って、他者を苦しめない方がいい気がする。

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