10月31日その2「今日の君。」

記憶消しれ。←ww

・・・。

・・・・。

・・・・。

10月31日木曜日。時刻は午後8時半。

ふえ・・・。

ふえ・・・。

ふえ・・・。

・・・・。

・・・・。

・・・・。

キスがしたい。

だって頭が痛いから。

だって唇が、乾いているから。

流れ込んでくる。

あまり生きたくないけれど。

とても生きたいけれど。

何となく生きてみたら、多くの「情報」が、僕に流れ込んでくる。

それが僕を決めていく。

日々、僕にぶつかってくる情報が、今日の僕を見定めていく。

僕は無い。

僕は元々、そして現在、そしてこれからも。

えいえんに永遠に久遠に永劫に。

僕は無い。

僕は無く、ただ「情報」があるだけ。

情報が僕にぶつかる。

一日ごとに、リセットされて。

眠りにつくごとに、リセットされて。

起きてまた、僕は、情報とぶつかっていく。

毎日、0になって。

寝ると、僕たちはまた、0になって。

そして、眠りにつくまで。

0は、無限になっていく。

どこまでもどこまでも「情報」は僕たちに押し寄せて。

誰もいない。

この世の中には多くの人がいるようで、でも実際には、誰もいない。

いるようで、いない。

実際に会う人は、数人だったり数百人だったり数千人だったり。

一日の中ですれ違うのは、そんぐらいであり。

だけど僕たちは、それより多くの人がいると「錯覚」している。

錯覚させることで、「安心」させていく。

実際に会う数人数千人では、心乏しいから。

「みんな」が欲しいから。

「みんな」がいることで、僕たちの想像は「無限」に広がっていくから。

全体はなるべく、出来るだけ大人数であって欲しい。

この世界を面白く構成させるために、色々な人がいて欲しい。

君は今日、誰に会ったのか。

それはテレビの、画面越しではなく。

それはネットの、ニュース記事越しではなく。

それなネットの、ツイッター越しではなく。

その「越し」っていうのは、本当にいるのか。

実際に見ていないのだから、その映像は「嘘」かもしれない「造り物」なのかもしれない。

現実に君自身の目でそれを確認したわけではないのだから、ネット越しの情報はすべて「偽り」なのかもしれない「不真実」なのかもしれない。←ww

君は今日、何を見た。

君は今日、何を、何経由で見た。

君は今日、誰と喋った。

君は今日、何を感じた。

不思議なヒト。

と同時に、ひどく現実的なヒト。

・・・・。

・・・。

真夜中になるに従って、僕たちは「加速」していく。

朝起きて、「0」の状態から。

色々な人と出会って。

色々な情報を仕入れて。

確かめながら触れながら味わいながら、僕たちはまた、僕たちを「再構成」していく。

それが、眠りにつくまで続く。

眠りにつくまで眠れるまで、僕たちはいつまでもいつまでも、「自分構築」し続ける。

何故?

おそらくたぶん、『分からないから』。

何が?

おそらくたぶん、自分というものが。

僕たちは、分からないから、僕たちを僕たち自身を。

だから迷い、だから呪い、だから後悔し。

生き終わるまで死ぬまで、僕たちは自分自身を探し続ける。

今日、あの人が言った言葉は、ぶっちゃけあまり、「意味」がない。

何故ならその人は、自分が分からないまま発言しているにすぎないから。

みんな迷い迷いしながら、核心なく、日々、想っている喋っている呟いている。

誰もいない。

はじめから。

君が生まれてから、ずっと。

この世界には、誰もいない。

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・・・・。

・・・・。

眠りにつくまで、皆の「不安」は続く。

不安だから僕たちは、喋る。

不安だから僕たちは、呟く。

不安だから僕たちは、罵る泣く悦ぶ笑う発狂する恨む落ち込む満たされる。

私は誰?

僕は誰?

常にその言葉は、自分の心の中から聞こえ。

それを防ぐためにそれに聞こえないようなふりをするためにその言葉を信じないようにするために。

僕たちは何とか、僕たちであろうとする。

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・・・・。

真夜中になるに従って、僕たちは「加速」していく。

暗闇はすべてを包み込む。

みんな、暗闇に吐き出していく。

みんな、暗闇の中で自分ひとりをさらけ出していく。

何も無い。

それが等しく、『尊い』。

・・・・。

・・・・。

・・・・。

一旦休憩。

たぶん、また書く。

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