12月16日「真剣犬飼語り場。」

「家族」、について。

・・・・。

12月16日木曜日。時刻は午後8時。

最近、母や父について考えることが多い。

それは、最近母が以前話した病気になって、母の死がそれほど遠くなかったり、また父も、65を過ぎて、日常的に接していて、だいぶ老いを感じたり。

・・・・。

ただ、何だろう・・・・。

僕の性格というか・・・・、僕ってそこらへん、だいぶ他人に対して冷めているというか・・・。

僕、基本的に感情が欠如している部分が大きかったり・・・。

(悲しいから、泣くという経験が少ない。)

だから、母や父などの家族に対しても、結局は「他人である」、という意識がまず前提にある。

家族であっても、他人は他人。

そもそも、自分以外は自分ではなく、平等に他者である、という考え方。

ただ家族以外の全く知らない他者と比べたら情があったり恩があったり、という感じで、結局自分以外は他者は他者であり、まず何より自分が生きる上で尊重すべきは、当たり前のことながら、自分自身であったりする。

自分が存在して、初めて他者は存在する。

自分を裏切ってしまっては、自分を失くしてしまっては、他者すら認識すら、出来ない。

だからまず、家族どうこうよりも、他人どうこうよりも、自分が自分であるために、自分形成が必要であり・・・。

しかしその自分形成には、自分ひとりでは成り立たず、他者が必要で、その他者の中でもおそらく大抵の人に最も必要なのが自分に一番近い他者である家族、ということである。

最も信頼できる他者、最も自分を形成させてくれる他者、それが大抵の人の場合、また僕も、家族(父、母)、ということになる。

逆に言うと、自分にとって家族が自分の人格形成をひどく害する場合、無理に家族を肯定しなくてもよく、害する家族からは離れた方がいい。

家族がある前に、自身がある。

家族と言っても、自分を形成する他者の一部に過ぎず、自分ではなく、他人である。

・・・・・。

・・・・・。

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その上で・・・・。

その上で、今の僕にとって家族とは、を考える。

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すごく、損得勘定で言うと・・・。

というか、僕という人間はおそらく、損得勘定でしか生きれないと思う。←ww

僕が僕を考える上で、一番僕だなあと思うのは、「素直」、ということだ。

噓がつけないというか、僕は「擬態化」することが出来ないというか、「他者に混じる」ことが苦手であり、それは今まで生きてきて自分の他者とのコミュニケーションからも感じている。

(このブログの文章を読んでも、僕という人間がだいぶそんな感じなのはおそらく伝わるのだと思う。)

親に対しても、センチメンタルなことを語る前に、まずは損得勘定で親を見ていると僕は思う。

つまり、自分の身体的・精神的安定が親の近くによってもたらされるから、今も親の傍にいる、という感じである。

それは、僕自身の病気の影響も大きくあるとは思うが。

(実際、自分の過去を振り返り、IFを想うことはよくあるのだが、その分岐点は必ず19歳ごろのこの病気を発症したころで、発症していなかったら僕は大学生活以降、どんな生活を送っていたのか、そのIFを週に2,3回は思ってしまう。)

確か以前、このブログでも語ったと思うが、僕は大学生になる時、まず優先事項としてはとりあえず名古屋を出るであり、それは何故かというと、「親から離れたかったから」である。

実は・・・・。

確か以前、このブログでも話したけれど、僕は大学受験の時に浪人する時、東京の予備校の寮に入った。

つまり、何よりもまず、親から離れたくて、確か、それを親に頼んだと思う。

(それは親から離れたいというよりも、地元から離れたかったから、かもしれない。どちらも理由かも。親からも一度離れたかったし、地元からも一度離れたかった。その理由は何だろう・・・・。何か、息苦しさがあったのだと思う。その辺り、いずれまた詳しく探ろうと思う。)

だから、今の自分、病気が発症して、名古屋に留まざるを得なくなり、またその数年後、親の会社で働いている今の自分も、自分の中で半分は否定しているのだと思う。

実際、今の会社での仕事は、テクニカル的には面白さを感じているが、入社した当初から辞めたい、働きたくないと思っており、その気持ちは今も自分の気持ちの深層部分にはある、というか、確実にある。

だから、そういう自分を確認するために、このブログをやっている、というのもある。

つまり、昼間の自分、会社で働いている時の自分を、僕は半分で、あまり受け入れていないのだ。

(何か、今日のブログ、面白いというか、急に、自分を語るね。←ww)

はうう・・・・。

そろそろ、書くの疲れた。

もう午後9時近くなってきたので、もう寝る準備する。

何度も言うけど、ほんと、一日ってあっという間に終わる。

それと同時に、1年もあっという間に終わる。

はあ・・・・・。

・・・・・。

ちっ・・・・(舌打ち)

・・・・・。

・・・・・。

・・・・。