ついさっき、映画館に行って「すずめの戸締り」を見てきて、今帰ってきた。
11月13日日曜日。時刻は午後6時。
感想?としては・・・、まあ、別にいい作品というか、がっかりはしなかったけど、特段感動もせず、だけどどちらかというと楽しめた方だと思う。
というか、今回の作品どうこうよりも、昨日と同じ感想になってしまうけど、根本的に、もう自分がだいぶ終わっているから、僕の心の問題の方が、自分としてはクローズアップされる形にまたなってしまった。
映画については、今回の作品以外を頻繁に見たいとは思わず、1年に1回か2回、流行っているのを見れたらいいなぐらい。
(最近だと、フレディ・マーキュリーのドキュメンタリー映画とか、エヴァの映画とか、見とけばよかったと思うが、まあ、過去に戻ってもおそらく見ないだろうし、今も別に急いでネットで見ようとおも思っていない。)
今回の「すずめの戸締り」に限らず、もう僕は映像作品で心ワクワクして楽しめることないのかな、とさえ思ってしまった。
(そもそも、この病気が発症する以前もそれほど映像作品を楽しんでいたわけではないけど。それでもマトリックスとかスターウォーズとか、バックトゥザフューチャーとかジブリとか、有名映画作品はそれなりに楽しんで見ていたと思うが)
昨日は目的地の観光地以外の移動とかでイライラした所はあったが、映画館に関しては人が多かったり空調が暑いなとかあったけど、映像作品を楽しめるぐらいあまり気にならなかった。
ただ、映画館で見るって家でテレビで見るよりもっと映像の迫力あったよねって思っていたので、それが別にないというか、映像で感動することはなかった。
最近の新海誠作品で言うと、やっぱり君の名はの空の映像美が綺麗で、映像の綺麗さで言うとやっぱ君の名はが一番よかったなと思った。(君の名ははテレビでしか見たことないけど)
また新海誠最近の3作品で言うと、やはり君の名はが一番まとまっていたとは思うけど、天気の子や今回の作品もまあまあまとまっていて、まあ、悪くは無いと思う。
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というかやっぱ、2時間ぐらいの中で、物語を上手く構成するのってだいぶ難しいよねと思った。
2時間で大層なこと伝えられるわけなくて、そう考えるとやっぱバックトゥザフューチャーみたいなものの方が伝わりやすいと思った。
後、やっぱアニメで映画で物語作るって、大体同じ感じになるよねって、今回の作品見て改めて感じた。
日常から非日常が出てきて、その非日常は神様が関係していて。
(というか、ジブリのことだけど。)
2時間で物語をまとめようとすると、どうしても早送りになるから、ある程度パターンになっちゃうのだろうか・・・。
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ただ今回の映画鑑賞で知見というか、自分自身について学べたのは大きかったなと思う。
やはりそれほど興味がないっていうのが、分かった。
かと言って、自分が何に興味を持てるのかというと、困る所で、相変わらず自分の心は空虚で、これらか何を求めて生きていけばいいか、分からなくなっている。
自分は・・・・。
悲観的なことを言うと、自分はもう、生きていく上での延長線上で、もう何も見たくないのかもしれない。
自ら死を選択する勇気?はないが、安らかに眠りに就くように死んでしまっても、それほど後悔はないというか、今の生きている状態と、それほど変わりがないというか、むしろ死んだ状態の方が自分に近いようで、今の自分の方が正常ではない感覚にある。
世の中の人の中で、何割ぐらいの人が生きたいと思って生きているのだろうか。
今回の作品もそうだけど、物語の中のキャラクターたちはどちらかというと「未来」が好きであったり、「希望」が好きであったりする。
そういうのに、自分はもう、あまり、同調出来ないのではと思う。
(ちなみに数年前に弱者を主人公に描いたバットマンが流行って自分も見たが、特に楽しめなかったというか、全然心動かされなかった。何か、古さを感じたというか、アメリカの弱者とはまた違うのかもしれない。)
唯一?自分は、「漫画」が好きである。
映画の未来や希望が好きなキャラクターに同調出来ないと言っておきながら、漫画のキャラだと自分は楽しめるのは何故だろう?
(そもそも映像作品自体、昔からそれほど好きではなく、わざとらしさを感じる。演じている感、というもの?それが漫画には感じないからだろうか)
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映像作品で言うとエンディングに向かってのワンパターンな「いっけえ~~感」に飽きているのかもしれない。
色々あったけど、ちゃんちゃん、的な雰囲気が自分はあまり受付けないのかもしれない。
漫画の場合、作品が終わらない限りそうしたエンディングがないから好きなのかも。
そう考えると、映像作品はやはり難しさが含まれているなと感じる。
観客に対して漫画と比べてすぐにエンディングを見せないといけないから。
ドラゴンボールもエンディングは面白いというわけではなかったし、やはりこの自分の仮定は正しいのかもしれない。
物語の中盤こそ物語の味であり、その部分が漫画では長いから、自分が漫画が好きなのかも。
「エンディング」を、自分は嫌っているのかもしれない。
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そんな感じ?で、まあまあ今回の映画は楽しませてもらった。
また何か世間的に流行っている映画があったら、見に行こうと思っている。
もうすぐ公開予定のスラムダンクについては、ちょっと迷っている段階。
評判が良かったら、見に行くかも。
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また、昨日今日書いた話の続きになるけど、やっぱ土曜は行けるならどこかに行こうと思っている。
今の自分はやはり、日常のループからとりあえず抜け出たいという思いが強い。
日常のループから抜け出て、そうすることで自分が俯瞰出来るから。
疲れるだろうけど、少々無理をしてでも、自宅から離れたいと思っている。
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