8月7日「パーソナルと企業的・会社的。」

「いい作品とは上手く客体化・客観的に出来ているものである」

これ、以前にも述べたけれど、

またこれが、僕がパーソナルに対してしょうもなさを感じることであり、だから会社的の方がいいのでは?と思った理由でもある。

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8月7日土曜日。時刻は午前9時。

タイトルについて。

いい作品・いいものとは何であるか。

それは如何に「主」を離れられるかによると思う。

どういうことかというと、基本的に僕たちは主、つまり主観的、自分内部から自分を吐き出し自分を認められたいで精一杯である。

ただ、(他者に、社会的に認められたいのであれば主の視点であってはいけなくて、如何に客観的、つまりその作品を受け取ってもらえるかによってくる。

だからある意味、他人によって受け入れられてもらえてない作品、誰にも読まれてない・聞かれてない作品というのは無であり、それはつまり「オナニー(自分満足・自己消化)」に過ぎない。

自分が自分がでは何らかの作品としてのアウトプットは成立せず、他人に受け止められてはじめて作品というのは成立する。

その作品というのはクリエイティブなものに限らず、例えば社会的・会社的に言うと「商品」になる。

つまり自分が作りたい商品を作っていてもダメで、如何に消費者に買ってもらえるか、そこを考えないと無であると。

それで・・・。

パーソナルと会社的との違いについて。

基本的にクリエイティブと呼ばれるものについて、例えば音楽アーティストであったり、小説家であったり、インフルエンサーであったり、芸能人であったり、自分をある意味商品にして、もしくはほぼ自分ひとりで何か作品を作る人に対して、最近の僕は興味を持てなくなった。

その理由として、やはりパーソナルだと限界があるというか、結局はパーソナルである限り、その人の承認欲求をただ見せているだけに感じなくなったというか、自分という商品を売り込むのに必死で、ある意味しょうもないというか、何か「嘘っぽさ」をパーソナルに何らかの作品を吐き出している人に感じたからだ。

パーソナルな吐き出しには限界があるというか、結局人のパーソナルとはそれは単なる「エゴの塊」に過ぎなくて、自分が認められたくて必死で、その必死さを隠すためにとりつくろったり、必死ではないというパーソナルを出すしかない、と言った感じ。

パーソナルはパーソナルに過ぎないというか、自分が認められないと自分が存在出来ないから、認められるための表現、に過ぎない感じがひしひしと伝わってきて、僕はあまり興味が持てなくなった。

つまりここから話がややこしくなるのだけれど、人というのは結局「虚構的」であり、それはパーソナルも会社的も変わらないのだけれど、会社的の方がよりその虚構さを表現できるというか、人を離れられるというか、パーソナル感を感じさせない、と言った感じか?

(上手く言語化出来ない)

例えばトヨタとか任天堂とかアップルとか。

別にその会社に自己顕示欲とかは感じないけど、世の中的に大きな影響力を出し、またその会社的に吐き出した商品が皆に必要とされているじゃん。

トヨタとか任天堂とかアップルとかが、しょうもないインフルエンサーみたいに僕たちに何かしょうもない言葉を発しているかというとそうではなくて、会社的に吐き出しているのはただ単純に商品であり、その商品によって消費者と会社は唯一繋がっているわけ。

シンプルというか、余計なものを出してないというかパーソナルなエゴをそこに示していないというか、むしろ商品という無言のエゴでその会社(自己)欲求を吐き出している感じが、僕は好きというか、虚構っぽいのがいいというか・・・。

つまりパーソナルはパーソナルを吐き出すことで、虚構からずれるというか・、虚構からずれるとはそれは人から離れるんだよね、感覚的に。

(この辺り説明下手ですまん)

人は何かを問うた時、その答えは社会的生き物であり、その社会的とは虚構的。

対してパーソナルである以上、社会的になれないというか、どうしてもパーソナルな、自己承認欲求が勝ってしまう。

そうではなく、パーソナルではなく、社会的、虚構的が人。

それがパーソナルより社会的、つまり「企業」の方が人であり、しょうもないパーソナルの吐き出しより人の集合知である企業の吐き出し、に、僕は惹かれるというか、そっちの方が自分を邪魔しないから好き、と言った感じ。

パーソナルな人の吐き出しは単純に自分を取り繕うためのものに過ぎないからそれを他人が受け取ってもしょうもない。

だからパーソナルな吐き出しは他人にとってはあまり意味がなく、受け取る必要がない、と言った感じ。

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もっと整理して書け、と思った。←ww

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すごく自分にとっては重要なことだけど、上手く言語化出来てないなと思った。

うぐう・・・。

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